猛暑の2020年8月28日、青空が広がるその下で、緑に囲まれて、ヴァレーマをおしゃれに配しておられるキャス企画設計様をお訪ねしました。
ご覧になってわかるように、外付けブラインドは、こちらから見て正面と左右の計3面に使われておられるのですね。
中から見るとどんな具合なんだろう、と、気になりますね。で、早速、、、家屋の中を見せていただいた!
見るからに涼しげ!
(実は窓を開けていて、そこからの風があって実際に涼しい!)
外から見て正面は、横幅が4mのブラインドを二つ使っていて、開放感いっぱい。
ブラインドを下ろして、スラットを閉じるとかなり暗くなります。
それを活かして、随時、プレゼンテーションができるスペースがありました。いいですね。
丁寧にご説明いただいた、
株式会社 キャス企画設計
代表取締役会長 中原義光 様
実は、当日の朝、唐突にお電話差し上げて取材にお邪魔しました。
かなり早い時期から外付けブラインド「ヴァレーマ」に注目されておられたことなど、お聞きしました。
設計なさるお立場から、世界のあちこちの建築を見ておられる時に、ドイツのある住宅写真を見かけ、外付けブラインドを発見。
これは何だ?、と、調べるウチに、ヴァレーマ社を知り、その日本の取扱店であるオスモ&エーデル株式会社にたどり着いたそうです。
ヴァレーマ採用のポイントは、
- 冷暖房効果、特に夏! 省エネです。
- デザイン性がよい。特に外からがスッキリで格子みたいでオシャレ。
- プライパーが保たれる。
と即座に列挙されました。
確かに、内側からは外がよく見えますが、外からは内側が見え難いですし、隣家や通りが近くである、などの街中では有益だ、と、思われます。
このエリアは、キャス企画設計様が「野中の森の住宅地」として土地開発をされたとのことですが、元々の丘状の森の自然を大事にして分譲したところ、入居された方々は、その斜面・自然などを活かしておられるようで緑溢れる一帯となっています。
中でも、キャス企画設計様の建物は、外付けブラインド「ヴァレーマ」が目を惹きつけますが(斜め向かいの住宅にも「ヴァレーマ」が採用されていました)、実は、その骨組みが「磨き丸太の家」ということで更に注視してしまいます。
丸太はログハウスなどに利用されているのをよく見ますね。
しかし、キャス企画設計様では、少し取り組みが異なるようです。
日本では、戦後に植林した杉が大きくなり、伐採時期を迎えているが、それらを使うプロジェクトを福岡県と共同研究を行っており、上写真中で紹介の新工法が来年頃に特許が降りるであろうし、そうなると、丸太が(今まではJAS規格に無かったが認定を受けることになり)構造材として認められ、構造計算できるようになり、鉄骨と同じように使えるようになる、とのこと。
今まではJAS規格の木材は、角材だったのですね。角材と丸太材ではイメージがかなり違いますね。
建物に対して、やわらかい親近感が増すように思ってしまいます。
さすれば、自然風な建物(例えば、道の駅や高齢者施設、リゾート施設、別荘、テレワーク場所! など)への応用が行いやすく、多くの方々にきっと喜んでいただけそうです。
そういうこともあってなのでしょうか、今、キャス企画設計様は、4面ガラス張りの、壁が無い新しい建物を計画しておられるとのことで、そこでも外付けブラインド「ヴァレーマ」をかっこよく利用されるとのことで、楽しみです。