鬼塚電気の省エネ・エコ・ZEBのIoT製品

外付けブラインドシステム
「ヴァレーマ」

電気空調工事と情報工事が出来るからこその
鬼塚電気工事(株)のサービス商品

鬼塚電気は、IoT製品への取り組みを強めていきますが、
その一つ、外付けブランドのヴァレーマを紹介します。

1. 外付けブラインドとは

日本の「すだれ」の現代版

外付けブラインドシステム ヴァレーマ

外付けブラインドは、日本の「すだれ」の現代版と言っても過言ではありません。
省エネの第一歩となる手法とも考えられ、ZEB(ゼブ:Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル))の一貫と捉えられます。

日本では、「ブラインド」と言えば、屋内の窓際に取り付けることを多くの場合想定しますが、実は屋外に取り付ける方がより効果的です。

Generic placeholder image
(左:日本の「すだれ」 右:オーニング(英語で日よけ))
  • ブラインドを外につけた場合と、室内につけた場合の比較
遮熱効果の比較

単板ガラスの場合、室内と外付けブラインドで太陽光の流入を比べると、外付けブラインドの方が室内ブラインドよりも約30%以上も多く太陽光の流入を防ぐことができます。日照りが厳しい九州には最適の商品と言えます。

※ η(イータ)ガラスの日射取得率

シャッターとの違い

ブラインドと似た形態の「シャッター」や日本の屋外設置ブラインド等との違いには主に下記のものがあげられます。

1よろい戸機能
シャッター製品はブラインドでなく、よろい戸機能。そのため、太陽光の取り込みは二の次になります。また、頑丈に作られるため高価になりがちです。
2幅の狭い製品が主体
シャッターとブラインドの兼用型が見受けられますが、当然ながら高価になります。
また、シュッターは頑強性が求められますので、横幅の制限が厳しくなりがちです。
3日光遮断・取り込みが非効率
スラット(ルーパー)の角度に制限があるものが多く、そのため日光遮断・取り込みが非効率になってしまいます。

2. ヴァレーマの特徴・製品

特徴

WAREMA(ヴァレーマ)社は、ドイツ企業で欧州最大のアルミ製ブラインド製造会社。 日本では、オスモ&エーデル株式会社が2007年から取扱を開始し、鬼塚電気工事㈱は、九州内の販売と取付施工をメインに対応しています。

※九州外は、他事業者をご紹介します

ヴァレーマ5つのおすすめポイント

01
夏は涼しく。冬は暖かく。

日差しが強い夏は、ブラインドを降ろして太陽の熱を遮り、室内に入れません。
冬はスラット(ブラインドの羽)の角度を変えることで、日射しを調節して室内を快適にします。

02
光をコントロール

ただ、熱や光を遮るだけではなく、ブラインドの昇降やスラットの角度を調節することで、あなたの思いのままの光が手に入れられます。

02
光をコントロール

ただ、熱や光を遮るだけではなく、ブラインドの昇降やスラットの角度を調節することで、あなたの思いのままの光が手に入れられます。

03
眺望はそのままに外からの視線を遮る

室外より室内が明るくなる夜は、外からの視線が気になります。ヴァレーマなら、スラット調整により外から室内を目隠ししながらスラットの間からもれる光が夜のファサードを演出します。

04
最大幅5mまでの大開口部に対応

太陽の光と熱を取り入れた開放的な空間づくりに欠かせない大きな窓。ヴァレーマは、最大幅5mまでの大開口部に対応。スッキリした外観で、建築物のデザインを活かします。さらに、心地いい風だけを入れたり、換気したりすることもできます。

04
最大幅5mまでの大開口部に対応

太陽の光と熱を取り入れた開放的な空間づくりに欠かせない大きな窓。ヴァレーマは、最大幅5mまでの大開口部に対応。スッキリした外観で、建築物のデザインを活かします。さらに、心地いい風だけを入れたり、換気したりすることもできます。

05
後付け工事が可能なので、リフォームにも最適です。

さらに、スマホでコントロールできる、IoT製品になります。また、強風を自動で感知してブラインドを自動巻き上げることもできます(オプション)。

製品

おすすめは日本国内でも在庫がある標準品です。納期が1週間と比較的短く、価格も安いものが多いです。
また、スラット(ルーパー)を固定する方式の違いで以下の2タイプあります。

ケーブルガイドタイプ

最も多く採用されています。スラットをレールではなくスチールケーブルで保持するタイプ。ケーブルの下端で固定されます。収容時の外観がすっきり

レールガイドタイプ

スラットの両端をレールで保持するタイプです。レールも外観のアクセントとなります。

日本建築の窓にあわせた標準品として数種類の大きさが用意されています。詳細は価格一覧ページにてご確認ください。
なお、標準品以外はドイツでの製作になるため、納期は3カ月~になります。
(サイズを最大5m範囲で自由に考える、三角形や台形の窓の形に合わせるアシンメトリータイプ、スラットの色を標準以外にする、耐風強化した高層ビル向け、部屋を完全に暗くするタイプ、等できます)

また、それらをより使い易くする、「ヴァレーマ・モバイル・システム」(WMS)や、「ビル施設用外付けブラインド」があります。
住宅用は、福岡市の博多駅前のオスモ&エーデル株式会社九州支店ショールームで見学できます。

オスモ&エーデル株式会社制作のビデオ

九州ショールームの製品動画

九州ショールームのご案内(福岡市の博多駅前に所在)
取り付け後の部屋外と部屋内からの状況が確認できます。

ショールームでスラットのカラーサンプルを手に取って確認できます。
スラットカラーは、 全部で26種類ですが、即納できるものとして、ホコリの目立たない白っぽい標準品三種類が用意されています。

部屋の外から

部屋内から

カラーサンプル

3. ヴァレーマの取付事例

ヨーロッパらしい、洗練されたデザインの家屋を演出します。
日差しの強い九州では、今後ますます採用していただけると思っています。

戸建・集合住宅

野中の家
(福岡県久留米市)
(磨き丸太軸組み金物新工法)

S様邸

集合住宅 Burg Niseko
(北海道倶知安)

Zn邸

Zn邸

Bio House M

I様邸

商業施設・店舗・公共施設等

商業施設+区立図書館
(東京都大田区)

小学校 遮熱工事
(東京都八王子市)

保育園
(京都市)

体育館
(福岡県うきは市

4. 注文から取付までの流れ

01/お問合せ・見積り
設置をご検討の方やご不明点等、まずはお気軽にお問合せください。
メール・お電話でのお問合せを受付けております。
お問合せの内容に応じて見積りをご準備させていただきます。
02/現場調査
取り付け工事を含む場合は現地調査が必須になります。
03/注文確定
見積内容や支払い方法、発注確認等をしていただき問題なければ注文確定になります。
04/施工
商品の入荷次第、施工作業に取りかかります。
必要に応じて下地工事の手配をします。
05/検収・支払い

5. メーカー比較

弊社の顧客であるTさんに、ヴァレーマ選定の理由をうかがいました。

いろいろとwebで調べた結果なんです。その際に、特に「「Ameba、ひろきさんのブログ」のメーカー比較」が役立ちました。

それらを参考にされたTさんの各メーカーの比較は下表になります。

  ヴァレーマ(warema) 他社製品A
(ヨーロッパのチェコ製と思われる)
他社製品B
(日本製、大手アルミサッシメーカ)
他社製品C
(日本製、総合住宅機器メーカー)
他社製品D
(日本製、大手シャッターメーカー)
スラットの色 26色
(即納品は灰白系)
24色
(手動タイプは4色)
5色 4色 16色
スラットの横幅 最大5,000mm ※1 最大6,000mm 最大4,000mm 3,510mmまで 2.800mm
スラット単体の
厚み
0.45mm
(室内ブラインドの2倍以上)
0.43mm
もしくは0.44mm
不明 不明 不明
スラット単体の
奥行(幅)
80㎜幅が標準
(60mm、100㎜あり)
80㎜幅が標準
(50mm、60mm、100㎜あり)
不明 不明 不明
稼働角度 160°※2 160° 90° 135° 90°、125°
耐風強度 13.9~17.1m/s 13.9~17.1m/s 36m/s 不明 44m/s
強風時の
自動昇降
※3
(オプション)

(オプション)
×
(オプション)
不明
スマホ対応
(オプション)

(オプション)

(オプション)

(オプション)

(オプション)
その他 販売会社:兵庫県
(九州営業所(福岡)あり)※4
生産はドイツのwarema社
(日本の窓サイズに合わせた
即納モデルあり)
販売会社:埼玉県
生産国非公開
全国に拠点あり 全国に拠点あり 全国に拠点あり
価格性 比較的リーズナブル ※5 比較的リーズナブル ヨーロッパ製と比較して高め

※1 窓ガラス4枚連動に対応するには少なくとも4m程度の最大横幅が必要。
※2 日本製は90°までのものが主体のようだが、太陽の位置の高低に対応するには広角度が望ましい。
※3 台風時など、強い風では自動でブラインドを巻き上げてしまうオプションがあると安心。
※4 いざというときには相談できる拠点が近くに。もちろん、工事施工会社が最寄りの拠点でもある。
※5 ヴァレ-マ社は、欧州最大のアルミブラインドメーカーということで安価。ドイツらしい合理性で機能をビルトアップ。

ヴァレーマでは

大型ビル用の製品充実!実績豊富!
事務所ビルや学校、公共施設などでも利用できます。
日照センサーで複数ブラインドをまとめてフラット(ルーパー)を 一括自動制御できるため、窓毎に角度を調整して回らずに済みます。
変形窓に対応!
台形や三角形等の変形窓にも対応することが可能です。
後付け工事が可能!
取り付け工事のもっとも大事なところは、電気工事です。特に既存建物の改修では電源状況をよく調査して間違いない施工が大事です。アース工事やIoTを考えた全般的な知識が要りますので、電気工事会社が自ら施工する方が効果的だし(間違いないし)、特に後付け取付けは絶対に(調査を含めて)お願いしたい方々です。

電気工事は天井照明工事など、建築下地を施して施工することが当たり前のため、外付けブラインドの下地工事も無理がありません。
さらに、弊社ではIoTにも積極的なため、インターネット接続によるスマホコントロールと電源工事などを含め総合的に対応することができます。
ヴァレーマ社のビル用ブラインドも、弊社は大型ビルの電気空調工事全般を施工しているため即座に対応可能です!

6. 価格・注文

価格表を見る・注文する

※価格表の閲覧にはメールアドレス他、情報の登録が必要です。
一覧表より注文可能です。

7. よくある質問

ヨーロッパでは外付けブラインドが主流で、そのヨーロッパでの利用例からわかりますようにデザイン性や、(シャッター機能を除いた)日よけや省エネを主体にした機能性の良さ、使い勝手の良さが評価されています。 外付けブラインドも太陽光線で熱を持ちますが、熱は屋外に放散されるので室内へ入り込む熱エネルギーを最小に抑えることができるのです。
また、メーカー比較表でわかるように、スラット角度の可動域が広く、朝、日中、夕方の太陽の動きに確実に対応できます。
特に東京圏での利用が進んでいます。
大手ゼネコンや大手設計事務所が、ZEB(ゼロエネルギービル)への取り組みの一環として、あるいはカラフルかつ非対称形の窓への対応などのデザイン性から積極的に採用。
実績が豊富に積み重ねられていて、外付けブラインドでは日本国内最大の実績メーカーと言われているようですが、九州では今からだと思われ、弊社鬼塚電気工事(株)として積極的に取り組みます。
電気工事、空調工事、IoTの情報通信工事等を一括して施工しており、お客様にZEBやエコの商品を紹介したいと取り組んでいます。特に、IoTは、電源工事とインターネット接続が同時施工が望ましいことから積極的に取り組んでおり、本製品はまさにIoTです。(その他、弊社が取り扱うべきIoT製品がありましたら、是非、ご紹介下さい)
大分本社、福岡支店から全九州で施工を行います。
・WMSリモコン(必要個数) ・WMSレシーバー(ブラインド台数分) ・ウェブコントロール(1機)が要ります。お客様ご用意として、Wi-Fi環境が必要です
WiFiなどの無線ルーター付近にウェブコントローラーを設置し、ブラインド本体とは無線接続となります。もちろん、各機器は電源接続を行います。
WMS採用の場合はリモコンでの操作になります。そして、リモコンとスイッチは併用できません。
普段の利用には問題ありません。九州に限らず、日本は台風が多いですが、一般的に台風時は鎧戸をしめると思いますが、そのタイミングと同じ感覚でブラインドを巻き上げ収納するとよいでしょう。
自動収納機能には ・WMSリモコン(必要個数) ・WMSレシーバー(ブラインド台数分) ・ウェザーステーション(1機)が要ります。オプションとなります。

以下は、オスモ&エーデル株式会社のホームページに紹介されていますが、引用紹介いたします。

太陽光線がガラスを通り室内に届くと、太陽光線が当たる部分(インテリアブラインド、カーテンや床など)が熱を持ち室内へ熱を放射します。熱は室内に蓄積され室温が上昇するので冷房の負担は減りません。 外付けブラインドも太陽光線で熱を持ちますが、熱は屋外に放散されるので室内へ入り込む熱エネルギーを最小に抑えることができるのです。
スラットが垂直に設置されるバーティカルブラインドとスラットが水平に設置されるベネチアンブラインドがあります。外付けブラインドはベネチアンタイプです。 一般的には、南側・西側はベネチアンブラインドが適し、東側はバーティカルブラインドが適しているとされます。
ブラインド高さの10~15%程度。但し、スラットの幅、アイレットの有無で変化します。(高さ2m、60mmスラットの場合でロールスラット=約13%、フラットスラット=約7%)
アルミは非常に熱伝導率が高いため放熱性に優れ、スラット自体が熱を蓄積しにくく、軽量で十分な強度を確保できるからです。
水をかけながらやわらかいスポンジで汚れを洗い流してください。洗車と同じやり方です。
モーターは10,000回の昇降試験をクリアし標準的な使用で約20年の耐久性があります。防滴、防塵型(規格IP54)のモーターを採用し水、ホコリが入らないように配慮しています。メンテナンスフリーで給油の必要もありません。
幅は5mまで。高さはレールガイドタイプが5m、ケーブルガイドタイプが4mです。最大面積は約13m²です。幅によって追加のガイドケーブルが必要になりますのでご注意ください。
風速13m/秒に対しクローズの状態で耐える風にも非常に強いシステムです。スラットはガイドレールまたはガイドケーブルでしっかりと保持され強風でも安定した使用が可能です。さらにスラットをティルティングテープに固定する構造を採用し風によるバタつきを防止しています。 限界風速を超える風が吹く場合にはブラインドを巻上げカバーパネル内に格納します。
トップレールの傾斜角度5°~45°に対応したタイプがあります。 幅700mm~2,500mm(角度によって変わります)高さは180mm~3,900mm。 スラット幅は80mmで操作は電動となります。
軒天や庇部分にスラットを収納できるスペース(溝)があれば可能です。また木工事で収納ボックスを製作するケースもあります。
北海道・旭川市での施工例があるように問題なく使用できます。ただしスラットが除雪時に埋もれないようにご注意ください。晴れた日に雪の照り返しを防ぐためにブラインドを閉めるなど、冬でも活躍しています。
使用できます。合成繊維のリフティングテープ、ティルティングテープは燃えますが主構造は不燃物(アルミ合金)で防火設備開口の外部に取り付けても影響ありません。また火災の際、消防隊が部屋に進入することも防ぎません。 詳しくは各自治体の消防署に相談して下さい。

8. お問合せ

ご不明点等、お気軽にお問合せくださいませ。

0120-69-3271(本社)

092-572-6388(福岡支店)

(受付時間:9:00~17:00)

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