鬼塚電気工事株式会社

街中で見かける「信号機」の設置や保守点検など、交通信号工事全般を担当しています。信号機のある所なら、離島を含めて大分の隅々まで行きました。いまは官公庁との折衝や工事計画、報告書作成などの事務仕事が主ですが、交通信号機グループは365日24時間対応なので、現場仕事も行います。

交通信号機

コツコツ積み重ねた経験が信頼につながる

福岡の専門学校でバイオテクノロジーを学びましたが、卒業後は大分県内で働きたくて就職活動をしている時に、親戚から勧められて入社しました。人と接する仕事よりも技術職の方が自分に向いていると考えていたんです。当時は電気工事が何かもよくわからないまま、入社3週間で交通信号機グループに配属されました。
交通信号工事は電気工事の知識だけではなく、道路交通法や土木の知識も必要です。
電気の知識以外にも覚えることが多く、戸惑うこともありましたが、コツコツと経験を積みあげていくことで知識や仕事の幅が徐々に広がっていき、今では「信号のことなら油布に聞け!」と技術的な相談を受ける事も多く、仕事の面白みに繋がっています。
子どもの頃から乗り物やもの造りが好きな自分にとって、誰にでも経験できる仕事ではない、この仕事はある意味で天職かもしれないです。

仕事を通じた気持ちのつながり

最初についた先輩にはよくご飯をご馳走になったり、休日にあちこちに連れて行ってもらったり、気持ちのつながりができていたというか、お蔭で仕事がキツイ時にも辞めたいと思ったり転属を考えたことはありませんね。
事故や災害などの緊急事態には時間的な拘束を受けることもありますが、交通信号機グループの仲間で調整できるので、コロナ過まで、休日はわりと県外にイベント等に出かけることも多かったです。交通量の少ない地域ではお礼の言葉や差し入れをいただくこともあり、ライフラインを支えているという実感があります。